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■京の杜に住みたい
この土地を手に入れたのは30年以上も昔のこと。家を建てることもなく、荒れ放題で木は伸びるがままに・・・。家を建てようと決心してご相談を持ちかけたのが、デザオ建設さんです。住まいづくり経験が豊富なうえに、なにより地域の木材を使って家を建てるという活動に積極的にかかわっていらっしゃると聞いて、お願いすることにしました。「京の杜ネットワーク」という名称で、森林組合や製材業者さんとも懇意なので話もスムース。良いご縁に恵まれました。
■美山の木で
わたし自身、30年ほど前から仕事の関係で美山のみなさんとご縁が深かったこともあり、今回の新築にあたっては、原木は「ともいきの杉」の小林直人さん、製材は小林製材さんにお世話になりました。設計にあたっては、ここが風致地区の中でも規制の厳しい地区のため、さまざまな行政指導の末、屋根はいまではめずらしい“入母屋造り”となりました。平屋に見えますが室内は2階建てになっています。使用した木材は、間柱、垂木に至るまで、京都府内産材、美山の杉にこだわりました。
■自然のままに
日本の伝統的な軸組工法による木造住宅。その美しい木組みの様子がそのまま見える室内は、わたしたちが当初から想い描いてた以上にすばらしい仕上がりになりました。床と柱には手間暇かけて天然乾燥させた美山の杉材。壁は、珪藻土の塗り壁と月桃紙という具合に、健康的な住まいを実現していただきました。デザオ建設さんの熱心な取り組みと選び抜かれた自然素材のおかげで、住み心地はとても穏やかで、やさしい空気が感じられます。 |
■加齢に対応した間取り
年齢を重ねるとトイレに立つ回数も増えてきます。今回、設計段階からお願いしたのは、寝室から素早く用足しに行ける動線の確保でした。デザオ建設さんが提案してくれた間取りは、1階が間仕切りの少ないワンルーム風で、トイレはリビングと寝室の両方から出入りできます。これで深夜も気兼ねなく安心です。これまでの住まいとは雲泥の差の快適さに、とても感謝しています。 |
■素足で暮らす心地よさ
内装は、美山の杉をふんだんに使った無塗装仕上げです。木肌の柔らかい感触が気持ちいいですよ。夏は爽やかで、寒い季節には暖かく感じられます。ここに引っ越してきてからは、ほとんど素足のままで生活しています。その方が心地いいんです。また、階段室に設けたトップライトのおかげで、室内が明るいのも素敵ですね。趣味だった裁縫をもういちど再開したくなりました。 |
| ときどき孫が遊びに来ます。この家をおもしろがってくれるのがうれしいですね。2階に孫が泊まれる部屋をつくったのですが、本人は小屋裏のようなロフトが気に入っているようです。歳を重ねても安心して住まい続けることができて、幼い子どもたちの好奇心も満たしてくれる・・・デザオ建設さんのみごとな設計・施工でした。 |