こんにちは、桃山展示場の川本です。
と、桃山展示場の川本として書くのはこれで最後になるかもしれません。
夏に新しい展示場がオープンしましたら、北野展示場へ移るのです。
今後ホームページやフェイスブック等でも、オープンのご案内をさせて頂くことと思いますので、ぜひまたご見学に来てください!
先日、他府県のお友達に京都を案内しました。ベタなところがいいか、隠れた名所(そんなに知らないですが)がいいか、どこに行こうかなぁと色々迷いましたが、最終的に一般の見学が自由になった京都御所になりました。
当日はあいにくの雨でしたが、雨天決行で、地下鉄で京都御所へ。
9時半からの職員の方による説明にちょうど間に合い、それを聞きながら回ることにしました。
宮内庁の職員の方だそうで、案内する場所も御所ということで、何やら難しいことをお堅い調子で説明されるのかなと思っていました。
ところが実際は、芸人さんか某衛星予備校の先生かと思うくらい、面白い話しぶりで、ちょっと自虐的な小ネタもあったり、それでいて、へ~っと思うような話も満載で、とても面白かったです。
ちょっとだけご紹介。(雨で写真が暗くてすみません。それと、順路通りでもないです。)
建礼門
天皇陛下専用の門だそうです。皇后陛下は、天皇陛下とご一緒のときはここから入られますが、お一人の時はまた別の門から入られるとか。
それがこちら。
建春門
皇后陛下や皇太子殿下が入られる門だそうです。
ちなみに一般見学者が受付をした門は、清所門といいます。
元々使用人などが使っていたそうで、他の門は全て檜皮葺ですが、そこだけが瓦葺なのだそうです。
紫宸殿
儀式などが行われた正殿。写真に向かって、右が左近の桜、左が右近の橘です。
どっちが右か左かは、ご存知のこととは思いますが、天皇陛下から見ての右、左になっています。
見学できるのは京都御所の中でも公的な場で、私的な場は非公開になっています。
それでも、ぐるっと回ると1時間半ほど経っていました。
HPなどでは、所要時間 約50分となっているのですが、この職員の方によると、色々話したい事は山ほどあって、2時間でも3時間でも話せるくらいだとか。
今日もややオーバー気味とのことでしたが、時間を感じさせないくらいの面白いお話を聞かせて頂きました。
自分が展示場を案内するときに、どうすればこんな風に、ためになる話と面白い話をバランスよく織り交ぜながら、楽しんで聞いて頂けるだろうかと、ふと自問自答するのでした。