天井を整える
こんにちは、IC中村です。
インテリアや間取りにはこだわるけれど、意外と見落とされがちなのが「天井の美しさ」です。
照明計画を立てる際、最近はダウンライトを中心にプランをすることが多く、
標準的に選ばれることが多いのが直径100mm(100φ)のダウンライト。
ですが、一回り小さな75mm(75φ)を使うことで部屋全体の印象が整い、洗練された空間へと変わります。
ダウンライトの小型化がもたらすメリットをご紹介します。
1. 天井の「ノイズ」を減らし、余白がうまれる
天井に開く穴のサイズが小さくなることで、照明自体の存在感が抑えられます。
天井面につく器具のノイズが最小限に削ぎ落とされるため、
天井面に余白がうまれ、開放的で整った印象を与えます。
※画像引用:大光電機株式会社HP
2. 光の「メリハリ」が生まれ、インテリアが際立つ
75φの小型ダウンライトは光を拡散させすぎず、意図した場所へ繊細に光を落とすことが得意です。
あかりをただ全体に灯すのではなく、
「照らす場所」と「影の余白」をつくることで空間に奥行きと立体感が生まれます。
+α. グレア(眩しさ)を抑えた上質な光環境
光源が奥に配置されているグレアレスタイプをつかうことで
視界に入ったときの眩しさが軽減されるため、見上げたときに目に優しく、
より上質な空間をつくることができます。
また、ダウンライトは器具の特性上天井面を照らすことができないため、
空間の明るさ感が不足しがちですので、適所に間接照明やブラケットライト、スタンドライトなどで
壁面・天井面に光を補うことでより奥行き感のある空間を作ることができます。
75φのダウンライトを取り入れた空間実例です。天井に余白がうまれ開放的なイメージになっています。
天井は、空間の中で最も大きな面積を占める「背景」のひとつです。
天井を美しく整え、心地よい空間づくりを目指したいと思います。
ぜひ参考にしていただければと思います。