皆様こんにちは!不動産流通部の峠下です。
私が30代で北大路駅近くの店舗で店長をしていたころのお話ですが、
店の近くの月極駐車場の管理担当をさせていただいており、
オーナー様は、神戸にお住まいの女性の方で、
お年でいうと、たしか70才くらいだったかと思いますが、
すごく上品で、やさしい方だったと記憶しています。
駐車場の状況に変わりがあれば、電話や報告書などでお知らせするのですが、
毎年4月のお花見の季節になると、
「よければ駐車場を見に来てください!近くの植物園の桜もとてもきれいですので、
見に来てください。ご案内します!」
とオーナー様をお誘いして神戸から出て来てもらい、
管理駐車場の状況を見ていただいたり、植物園で桜を一緒に見たりしていました。
もちろん不動産のビジネスの話もありますが、
実際にお会いして交流させていただき、
何かお役に立てたらという気持ちだったと思います。
ある年、いつものようにお誘いして待ち合わせ場所にて待っていますと、
オーナー様が来られたのですが、その横にもう一人女性の方がついておられ、
年のころでいうと45才くらいの、きちっとした身なりの方だったのですが、
何かしらいぶかしそうな表情でこちらをじっと睨みつけておられました。
その方にご挨拶させていただき、オーナー様との関係をお聞きすると、
「オーナー様の娘です!」とのことで、
「こんな年の母を植物園に誘い出して、
母がどこぞのだれぞに騙されていると思い、付いてきた!」とのことでした。
お嬢様には丁重にご挨拶させていただき、無事誤解?を免れることができ、
その後は、お嬢様ご家族様とも交流させていただくことができました。
駐車場はその後、賃貸オーナー様の窓口をお嬢様ご家族様に引き継がれました。
毎年、桜のお花見の季節に植物園前を通るたびに、
「ああ、今何をされているのだろう、お元気にされているのかなぁ」
と思い出してしまうのでした。