金利だけで決めて大丈夫?住宅ローン選びで押さえるべき[5つのポイント]
皆様、こんにちは。注文住宅事業部の溝畑です。
今回は、「自分たちにあった住宅ローンの選び方とは?」をテーマにお伝えいたします。
注文住宅をご計画いただくなかで「どこの銀行がおすすめですか?」というご質問をよくいただきます。
もちろん、金利は住宅ローン選びの大切なポイントです。
しかし、住宅ローンは数千万円を借り、30~40年という長い期間お付き合いする金融商品です。
そのため、「金利が一番低いから」という理由だけで選んでしまうと、後から「こちらの銀行にしておけばよかった」と後悔するケースがある場合も…。
住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく、そのほかの大事なポイントをふまえ、総合的に比較することが大切です。
今回は、住宅ローン選びで押さえておきたいポイントをいくつか紹介いたします。
金利だけで判断しない
住宅ローンを比較するとき、目を引きやすいのは「金利」かと思います。
金利とは、借入金額に対して支払う利息の割合(年利)です。
金利が低いほど毎月の返済額や総返済額は少なくなりますが、「○○銀行より△△銀行の方が0.1%金利が低い!」というだけで判断するのはおすすめではございません。
金利が低くても、例えば、
- 保証料が高い
- 事務手数料が割高
- 団信の保障内容が最低限
- 建築途中の融資に対応していない
といったケースもあります。
住宅ローンは「総額でいくら支払うのか?」という視点が大切です。
また、金利には大きく分けて次の3種類があります。
変動金利
市場金利に応じて金利が見直されます。
一般的に最も金利が低く設定されていますが、将来的に金利が上昇すると返済額が増える(変動する)可能性があります。
固定金利
借入時の金利が返済終了まで変わりません。
毎月の返済額が一定なので家計の計画を立てやすい反面、変動金利より金利は高めです。
固定期間選択型
3年・5年・10年など一定期間は固定金利、その後は変動金利または再度固定金利を選択します。
お子様の学校卒業までは固定金利で、などライフステージに合わせて返済額が想定しやすいです。
保証料・事務手数料も忘れずに確認する
住宅ローンでは、金利以外にもさまざまな費用が必要になります。
保証料
保証料とは、保証会社と保証契約を結ぶための費用です。
万が一返済できなくなった場合、保証会社が金融機関へ住宅ローンを一括返済(代位弁済)します。
現在では、多くの金融機関で保証会社の利用が融資条件となっています。
一括前払い型の場合、保証料は借入額の約2.2%が目安です。
例えば5,000万円借りる場合、
5,000万円 × 2.2% = 約110万円
となり、大きな費用になります。
一方で、保証料を支払わず、金利へ上乗せする方式を採用している金融機関もあります。
事務手数料
住宅ローン契約時には事務手数料も必要です。
金融機関によって
- 定額(3~5万円程度)
- 借入額の2.2%
など大きく異なります。
保証料が無料でも事務手数料が高額なケースもあるため、トータルコストで比較しましょう。
団体信用生命保険(団信)の内容を確認する
住宅ローンには、多くの場合「団体信用生命保険(団信)」への加入が必要です。
団信とは、住宅ローン契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、保険金で住宅ローン残高が完済される制度です。
近年では、
- がん保障
- 三大疾病保障
- 八大疾病保障
- 就業不能保障
など、手厚い補償内容へ付帯できる商品も増えています。
保障が充実するほど金利が0.1~0.3%程度上乗せされることが多いため、ご家族構成やライフプランを考えながら選ぶことが大切です。
注文住宅では「建築途中のお金」にも注意
注文住宅では、建物が完成する前に、
- 着工金
- 中間金
などの分割されたお支払いが必要になるケースがあります。
しかし、多くの住宅ローンは建物完成後に融資が実行されます。
そのため、
- つなぎ融資
- 分割融資(保管金制度)
などを利用することになります。この制度は金融機関によって対応が異なり、
- 利息
- 登記費用
- 手数料
なども変わります。
注文住宅の場合は、この違いが数十万円の差になる事もあるため、事前に確認しておく事も重要です。
繰上返済や借換えのしやすさも確認する
住宅ローンは30年以上返済するケースが多く、その間に家族構成や収入、ライフスタイルが変わることもあります。
そのため、
- 繰上返済手数料
- インターネットで手続きできるか
- 借換えのしやすさ
- 返済方法の変更
なども比較しておくと安心です。
「今」だけではなく、「将来も利用しやすい住宅ローンか」という視点も大切になります。
まとめ
住宅ローンは「一番金利が低い銀行」を選ぶことが正解ではありません。
大切なのは、
- 金利
- 保証料・事務手数料
- 団体信用生命保険
- 建築中の融資制度
- 将来の使いやすさ
を総合的に比較し、ご自身やご家族のライフプランに合った住宅ローンを選ぶ事です。
また、金融機関によって商品の特徴や得意分野は異なります。
「どの住宅ローンが自分たちに合っているのかわからない」という場合は、住宅会社や金融機関へ早めに相談することをおすすめします。
弊社にもお気軽にご相談くださいませ。