京都府内産木材
京都府産の木材を使って京都の家を建てる。
人と環境にやさしい地元産の木の家づくり
みなさんは、地元産の木を使って家を作ることが、森にも人にも地球にも、とてもやさしいことをご存知ですか? 森林には、地球温暖化の原因にもなる二酸化炭素の吸収・固定化や雨水を貯蔵するダム機能、空気の浄化や生物多様性の保存などの機能があります。実は地元産の木を活用して家を建てることが、これらの森林の機能を維持するための費用を生み出し、ひいては森や地球を元気にすることにつながっているのです。 |
世界有数の木の国・日本の森林を守ろう
日本の国土面積は3779万ヘクタール。 実は、これらの日本の森林のうち約4割は戦後に植林した循環型人工林。 人の手で作られた森にとって最大の危機は「木が使われない」 ということです。 放置された山に入ると、下草が被い茂り、無秩序に伸びた枝々が日光を遮り合う惨状に驚かされます。こうなると、やがて山全体が痩せ細り、保水力が乏しくなるため、大雨による土砂流出などの原因となるのです。 伐採して木を使わなければ、山は荒廃していくばかり。 いわば、山は畑なのです。 |
デザオ建設が考える ”Made in 京都”の木の住まい
2001年元旦、新聞紙面に大きな署名広告が掲載されました。 タイトルは 「近くの山の木で家をつくる運動宣言」。林業家や工務店、大工、建築家、ジャーナリスト、大学教授など署名人は2271名にものぼり、署名人たちの名前で緑の山がかたちづくられました。 その中には、デザオ建設の社員の名前も多くありました。 やがて、さらなる賛同者を得て、全国規模で 「近くの山の木で家をつくる運動」 がスタート。デザオ建設に於ける国産材への本格的な取り組みも、この時から始まっています。2004年には 「京の杜ネットワーク」 を立ち上げ、京都府産の無垢材を使った家づくりに着手。 どんな構造にも対応できるよう集成化した国産材を使う 「国産集成材の家」とともに、現在にまで繋がっています。 その取り組みを間近にご覧いただけるのが、京都府産の木材をふんだんに使ったデザオ建設のモデルハウス 「都大路家づくり広場」。 京都府産材を使うことで輸送時の二酸化炭素排出を減らし、環境に配慮した住宅として、京都市地域住宅モデル普及推進事業の採択を受けています。 地元の木使って、京都の家つくる―。 |