清水 崇弘 自己紹介へ

シミマネ 観食建聞録⑬ タコひとスジ

 皆さんこんにちわー (^^)ノ

 先日”宇治田原”へ久しぶりに仕事で

 訪問したのですが国道沿にススキが

 綺麗に咲いていて 秋を感じた次第

 です。

 勉学の秋でもありますが 皆様は

 ”なにの秋”ですか?私は間違いなく

 食欲の秋 です  (笑)

 

 先日、大好きだったバーのマスター

 が退職されました。(これは次号で)

 そのお店で ”たいそうオイシイ”と

 おでん屋さんを ご紹介頂いたので

 勉強になるかと思い行ってきました

 昼間はこんなかんじー

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 四条川端を信号ひとつ下がった所

 (団栗橋北東角)

 蛸長(たこちょう)さんというお店です

 夜はこんな感じー

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

              です。

 カウンターだけの お店

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 「どうぞ」と寡黙なご主人に案内され

 座ったのは良いのですが アレ?

 あれ? お品書きが ない!

 (この段階で 素人は慌てますね笑)

 よく見ると店内に1枚木の看板があり

 あ! あれがお品書きかー(^^;)

 と思って 安心して目をやると・・・

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 読めへんやんか p(T T)q

 

 まさか 飲食店で 注文するのに

 変な汗をかいたのは久々です。

 (しかも 値段が 書いてない)

 常連さんらしき方がいらっしゃった

 ので、その方の注文をマネてみよう

 と言うことになり(自分の中で 笑)

 ようやく おでんにありつける事に。

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 おだいこん ひろうず こんにゃく

 牛すじ などを頂きながら 名物に

 迫って行きました 笑 

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 こちらは くじら のコロ

 固からず柔らか過ぎず絶妙

 そして いよいよ 裏種

 (うらねた)に ・・・・。

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 黄色く写るのは この日の裏種

 とうもろこしです! 厳選された

 とうもろこしを京都らしく ”葛”

 (くず)でまとめてある一品・・

 とうもろこしのおでん最高でした

 初めての出会い・・・  でした

 ウラタネ はその日により変わる

 らしいですが この日は 4種類

 ありました・・・。

 右に写るのは 子持鮎の昆布巻き

 です。お上品な”ダシ”で 思わず

 ごっくん!・・・飲んで来ました。

 シミマネ 観食建聞録⑬ タコ 築140年の建物で

 ゆっくり 味わって食べていると

 いつのまにか 私たちだけになり

 おかみさん とお話をさせて頂く

 ことが出来ました。また 寡黙な

 ご主人も 後に、参戦して下さり

 素人の不躾な質問にも丁寧にお応

 え頂きました。

 お店は 築140年 だそうです

 まずそれにビックリ お店はその

 4年後から先代様が始められたとの

 こと・・・つまり おでんだけに

 おでんひと”すじ” 136年!!!

 

 (@。@)え!すごい歴史ですね

 と話すと「皆さんが、こんな商売

 道楽で130年もやってこれはっ

 てよろしおすなー て言わはる方

 も、おいでですけど 主人見てた

 気の毒なりますのんえー」と奥様

 

 聞けば 24種 お出しする日があ

 ると だいたい3日前から 仕込み

 を始められ、種が違うと、炊き方も

 全て違うので3日前からお鍋が24

 個 お店の裏に並ぶそうです。

 灰汁の出る種は 何度もあく抜きを

 して・・・ 中々 味の入りにくい

 ものは 炊いては冷まして 炊いて

 は冷ましての繰り返しだそうです。

 夏は 午後6時 ~10時頃まで

 冬は 午後5時頃~10時頃まで 

 約5時間の為に 3日前から仕込を

 されたり それ以上時間をかけて

 つくられる種もあるそうです。

 

 そんな 時間を掛けられていると

 思えない おだしのあっさりに

 意外さを感じました。 それが

 プロの技のようです。たしかに。

 

 実は・・・注文住宅の仕事をし

 てまして・・・とお話しすると

 「そおーどすかー おたがいに

 てまひまの掛かる 商いですな」

 と申して下さり 仕事のことを

 忘れていたのですが そう言わ

 れてみれば・・・ と。

 

 他社さんと比べて デザオ建設

 の建築工期は少し長いのですが

 工場生産ではない 1棟 1棟

 お客様のこだわりと ご期待に

 お応えするためには 丁寧に

 確認しながら 準備や 施工を

 させて頂く必要があり 一気に

 進められないことが結構、沢山

 あったりします。

 

 136年の蛸長さんには および

 ませんが 重なる部分がありま

 した。デザオ建設もまず100

 年を迎えられる為に 私自身が

 しっかり準備をして とうもろ

 こしの種のように進化する部分

 も作りながら、変わらぬ核心は

 残し、お客様のご希望にお応え

 できる人材の1人でなくては 

 ならない・・・と

 

 2人で1万数千円 お支払をした

 あと ”滲む十五夜”を四条大橋

 で拝みながら迷わず車ではなく

 お京阪に乗車した 夜

     ・・・でした。 合掌

 お時間あれば 

 都大路で弊社のスタッフと一緒に

  ”家づくりの秋”

    に今年はしてみませんか?

  きっと

 ”初めての出会い”が都にもあります

 

 

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