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我が家の電気代~新築1年目のデータその③~

2022/06/08(水) 河田 和樹日々のこと

こんにちは、設計営業の河田です(^^)

最近朝晩は肌寒い日が続きますね。

ちょっと油断して服装を間違うと、風邪をひいてしまいそうです(>_<)

気をつけないといけませんね(^^)

 

さて、前々回から3回にわたってお届けした「我が家の電気代~新築1年目のデータ~」も

今回が最後となりました。

 

今回は「③全館空調+太陽光発電は良かったの?」についてです。

「全館空調」と聞くと、なんとなく高価なイメージでお金持ちがつける設備、といったイメージがあると思います。

ただ、それは一昔前のイメージ!!

ということを、今回は我が家の実データをもとにお伝えします!!

 

まずは、全館空調を入れたメリット・デメリットを以下の項目でお伝えします。

 ①「パッシブエアコン」(全館空調)で得られる暮らしとは!?

 ②コストがどれくらいかかるのか!?

  ※この実証は私が採用した「パッシブエアコン(OMソーラー株式会社)」の場合です。

  全館空調には様々な種類があり、どれもが同じ効果・コストというわけではありませんのでご了承ください。

 

①「パッシブエアコン」(全館空調)で得られる暮らしとは!?

いいとこ、悪いとこ、どちらもお伝えします!

 ・冬暖かく、そして夏涼しい! 当たり前のことですね(^-^;

 ・家全体で温度差が小さく、体に対する負担が少ない

 ・冬は床からの暖気と天井からの暖気で、室内の温度ムラが少ない

  足元が冷えることがなくなりました!

 ・床が暖かいので、足が辛くない!

 ・外から帰ってきたとき、夏でも冬でも玄関から快適温度

 ・冬、朝起きるのが苦にならない。子供も布団に包まって起きてこない、ということもありません。

 ・夏の夜、寝苦しい、汗だくで布団をしょっちゅう洗う、ということがなくなった。

 ・気流が直接体に当たらないので、体がラク。

 ・フィルターの掃除が壁掛けエアコンに比べてかなり簡単かつラク。

 ・エアコンのリモコンがどこかにいって見つからない!というストレスから解放

 ・エアコンのON、OFFをする手間がない

 ・冬は湿度が40%くらいまで下がったため、加湿器で50%まで上げている

  ここは、以前の壁掛けエアコンの時も同様でした。

 ・部屋内にエアコンの機械がないので、かなりスッキリした空間になる。

 ・室外機が1つなので、外観もスッキリ。

 ・夏場故障したら、、、と、考えると少し不安になることがある(^-^;

  ※冬場はヒーターなどで一時的にはしのげるはず。

 ・昼間全く使わない部屋も快適温度になっているので、ここはもったいないかな、と思うことがある。

  これについては、各階で温度調整、風量調整ができるので、できるだけ無駄にならないように調整しています。

 ・小屋裏の機械室が空気の出入りがあるので、細かいホコリがたまりやすく、

  天井が1.4mと低いので、掃除が面倒。

 (これはリターンダクトを設け、フィルターを入れることである程度改善できるはずですが

その分フィルター掃除は増えそうです(^-^;)

等々、挙げだすと色々生活の変化はあります!

それだけ、空調設備が暮らしの中で日常であり、重要であることに書き出して改めて気が付きました(^-^;

 

②コストがどれくらいかかるのか!?

  ・導入コスト 200万円(エアコン本体+ダクト+施工費+基礎断熱工事)

  我が家は3LDKなので、一般的には各部屋に壁掛けエアコン、またメインフロアに床暖房(ヒートポンプ)を入れることを考えると、エアコン4台で60万円、床暖房で40万円の合計100万円が必要。

ということは、一般的な壁掛けエアコンの場合と比較し、約100万円が全館空調(パッシブエアコン)を設置するのに追加になった費用です。 

正直、100万円は大きなお金です。

しかし、上記の暮らしの変化を考えると、贅沢なのかもしれませんが、私は決して高い買い物をしたようには思っていません!

特におうち時間が増えている昨今のことを考えると、住環境を整えることに費用をかけるのは、暮らしを豊かにすることにつながりますので、とても重要なことだと思っています。

 

ただ、これだけでは、説得力に欠けますよね(^-^;

何が知りたいか、気になるのか、

ランニングコストででしょう!!

導入コストだけでなく、ランニングも高い!

と思われがちな全館空調!!

それがどうなのか、おなじみの以下の表でそれを確認してみます。

 

我が家の電気代

 

ⅰ)全館空調+太陽光発電の場合

2021年度、関西電力に支払った電気代 ②請求額より134,806円/年

     太陽光発電の売電収入   ⑦売電金額より126,021円/年

     正味の電気代(上記差額) = 8,785円/年

 

ⅱ)全館空調のみ

①使用量+⑤自家消費量を足した⑧実質使用電力より

実質電気料金⑨188,526円/年

我が家はオール電化なので、純粋にこれが光熱費となります。

建替え前の家はガス併用住宅で、平均するとガス代が月4,000円程度、電気代が月10,000円程度で、月14,000円、年間168,000円程の光熱費がかかっていました。

上記との差額は20,526円/年、月にすると1,710円となります。

建て替え前の我が家は、今の半分ほどの大きさの家だったため、単純に比較することは難しいですが、

そこを考えない場合でも、1,710円/月で快適な暮らしが手に入るということです!

 

ただやはり、ここで注目したいのが太陽光発電の存在です!!

正味の電気代8,785円/年はかなりありがたいです。

10年後の固定買取が終了しても、134,806円/年で以前の家の光熱費よりも下がります。

なので、全館空調の検討の方は、太陽光発電も是非あわせて設置いただきたいです。

周囲の状況によって日照が変わる場合もありますので、シミュレーションをしたうえで! 

 

上記より「高い!」と思われがちなランニングコストも、思ったほどではない!

ととても実感をしています。

 

もちろんメンテナンス費用や買い替えの場合のことも考える必要はありますが、

そこを考えても、導入して良かったと思っています。

部品交換が可能なパッシブエアコンは、そのあたりも最小限に抑えられそうですし。

 

結論、快適な室内環境を叶えるために、全館空調(パッシブエアコン)+太陽光発電はとてもよいシステムであることを実感しています。

 

現在我が家は2年目に突入していますが、今後も新たなメリット・デメリット、またメンテナンスコストなどがわかれば、お伝えしたいと思います。

 

家は建てて終わりではありません。

家をどう成長させていくかは「住まい手の皆様」

それをいかにまもり続けていくかは「住まい手」+「つくり手(デザオ建設)」のサポートだと思っています。

デザオ建設には、お家づくりの計画からアフターサービス、リフォームまで、生涯のお付き合いができる

体制が整っております。

是非、ご計画の際はお声がけいただけましたら幸いです。

 

では、今回はこのあたりで。。。

 

 

 

 

 

 

 

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