西川 隆行 自己紹介へ

ヒートショックに気をつけて

2020/11/28(土) 日々のこと西川 隆行

みなさま こんにちは

注文住宅事業部の西川です。どうぞよろしくお願いします。

最近、寒くなってきましたので、ヒートショックに気をつけて頂きたく思います。


そのヒートショックとは、暖かい場所と寒い場所を移動することで、おきる可能性のあるヒートショック。

普段の生活の何気ない行動が原因となってしまいますが、時には命を脅かすこともある非常に怖い現象です。

「ヒートショック」による死亡者は年間1万人以上が死亡すると言われている、高齢者を中心に誰でもなる可能性がある恐い症状です。

 

特に寒い時期に起こりやすい「ヒートショック」。これからの季節、防止するための対策が特に必要です。

「ヒートショック」とは、暖かい場所から寒い場所へ移動することで急激な温度変化が起こり、その影響で血圧が大きく変化することが原因で起こる健康障害です。

失神、脳梗塞、心筋梗塞や不整脈などが引き起こされ、浴室で起こると転倒の危険や、湯船で溺れてしまうなど、生命に関わる場合もございます。

とくに事故が多いのは、寒さが厳しい毎年12月から翌年2月にかけて。

重篤なヒートショックにおいて最もリスクが高いのは入浴時です。

死亡者の約82%が高齢者であることから冬期の高齢者の入浴時には細心の注意をお願いいたします。

しかし、単に寒さ=ヒートショックではございません。

ヒートショックの事故の発生件数県別ワースト3は、香川県、兵庫県、滋賀県で、いずれも北国の地方には該当しません。

 

ヒートショックは血圧の乱降下が繰り返さることで発生します。

例えばお風呂へ入る場面の場合、暖かいリビングから気温の低い脱衣所へ(血圧上昇)。

そして、裸になった状態で寒い浴室に入る(さらに血圧上昇)、暖かい湯船にしばらくつかる(だんだんと血圧低下)。

血圧低下状態でお風呂からあがり、再び気温の低い脱衣所へ(ふたたび血圧上昇)と血圧の繰り返すことで血管に負担がかかります。

 

だからこそヒートショックは、正しい知識を元に、正しく予防することが重要です。

急激な温度差にさらされないことが何より大切で、もっとも注意が必要なのは入浴時ですが、急激な温度差を感じるのはそれだけではありません。

日常のちょっとしたすきまに危険がひそんでいることを知っておいてください。

次にヒートショックが起こりやすいケースに応じた予防法です。

暖かい布団から冷えてしまった朝の着替えもヒートショック発生のリスクがあります。

この場合は、部屋を先に暖房器具で暖めてから行なうようと良いでしょう。

また、浴室より室温が下がる脱衣所も同様に温度差があります。

暖房器具があれば室温を上げられますが、ない場合の入浴時の脱衣はお風呂が沸いたら湯船のふたを開け、室内を温めてから浴室内で行うと体に負荷がかかりにくいです。

 

あまりに急激な寒さと熱さが繰り返されることで血圧が乱高下してヒートショックは引き起こされます。

上記の記載の通り、寒い季節は脱衣所や浴室を温かくし、温度差を小さくすることで予防できます。

また、忘れがちですがトイレも体を露出させる場所なので温かく保つことが重要です。

冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレを暖房器具で温めることは、効果的なヒートショック対策の一つなのです。

また、窓まわりは熱が逃げやすい為、内窓を設置するなどの断熱改修で、外気温の影響を最小限に抑えることも大切です。

浴室をユニットバスへ改修することでも断熱性は向上します。

 

脱衣所や浴室、トイレへの暖房器具設置や断熱改修も、弊社デザオ建設も行っていますのでご相談頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

京都で注文住宅を建てるならデザオ建設におまかせください

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