憧れのハンモックライフ!

アウトドアシーンで活躍する「ハンモック」。

戸外の開放感が味わえるアイテムとして、インテリアとして取り入れる方が増えています。

のんびりとした非日常をオシャレに演出してくれる優れもの。

しかし、憧れながらも取り付け方や、メリット・デメリットが分からず、採用を躊躇されている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はハンモックについて気になるアレコレご紹介します。

 

 

 ハンモックとは

 ハンモックは、ラテンアメリカの熱帯地方の寝具として誕生しました。

木と木の間に、上部に樹皮で編んだネットを吊るして使用したのがそもそもの始まりです。

今では素材は紐や布へと変わり、アウトドアやリゾートなどのシーンで、リラックスアイテムとしても活躍しています。

 

ハンモック①

 

 

 

ハンモックの取り付け方と注意点

インテリアにハンモックを取り入れるにあたり、最初に気になるのは設置に必要なスペースと取り付け方です。

設置スペースはタイプにより多少異なりますが、3~4m程度の幅を確保するのが理想的です。

さらにハンモックの揺れ幅を考慮し、両サイドに1m程度ずつ余裕を持たせましょう。 空間に目いっぱいになってしまうと、

ゆらゆらしにくく、せっかくのハンモックのリラックス効果も薄れてしまいます。

また、ハンモックに乗ることで沈み込みが生じます。

床からの高さについては、使用者の体格に応じて考慮が必要ですが、金具の位置が手の届く高さ(身長より10cm程高い位置)

に取り付けましょう。取り外す際に手間がかからず、下をくぐるときにも困りません。

また、このとき注意したいのが、乗ったときにお尻が床 (地面)につかないようにすること。

ハンモックは「乗ると沈み込む」ことを考慮したうえで高さを決めましょう。

 

 ハンモック②

 

 ハンモック③

取り付け方にも、いくつかの方法があります。

天井の梁が出ている住宅ならば、ハンモックの両端の紐を括り付けて設置することが可能です。

それ以外は、天井や柱、壁などに付属の金物やアンカーボルトを設置して取り付けるのが一般的ですが、構造の強度によって

ハンモックを設置できるかどうかが異なります。また、構造としては問題がなくても、集合住宅では管理規約などで

禁止されている場合もありますので注意が必要です。

構造上アンカーボルトを取り付けられない場合や賃貸の場合は、住宅を傷つけないハンモック用のスタンドや

自立式のハンモックなどもあります。

 

 

 

ハンモックを取り入れるメリット

ハンモックはインテリアとしておしゃれなだけでなく、暮らしに嬉しいメリットもたくさんあります。

ハンモックならではの「揺らぎ」がもたらすリラックス効果は言うまでもないでしょう。 また、睡眠時に体重が一点に

偏らない構造となっているため、寝返りをほとんどせず深い眠りにつくことができるともいわれています。

睡眠時の体重の偏りを防止するという点では、腰痛改善への効果も期待できます。

そして、熱帯地方で生まれたハンモックは、「蒸れ」や「熱のこもり」を予防します。

そのため、夏でも涼しく快適にくつろぐことができます。 丸洗いが可能な点も、大きな魅力といえるでしょう。

 

ハンモック④

 

 

ハンモックを取り入れるデメリット

一方で、デメリットもあります。

ハンモックならではの「揺らぎ」は、車酔いなどをしやすい三半規管の弱い方は要注意。

この場合は、ベッドタイプのように寝転んで使用するものに比べ揺らぎの少ない、ブランコのようにくつろげる

チェアタイプがおすすめ。 また、チェアタイプはベッドタイプよりもコンパクトなため、十分なスペースを確保できない

場合でも設置しやすく、気軽に採り入れやすい形です。

夏場は背中に熱がこもらず快適なハンモックですが、冬場は素材によっては寒くて、使用に向かないこともあります。

季節に応じて、ハンモックとベッドやソファを切り替えて使用できるようにしておくのもよいでしょう。

ハンモックにブランケットなどを敷いて寒さ対策をするのも効果的です。

 

 ハンモック⑥

 

憧れのハンモックのある暮らし

ハンモックは種類も豊富でインテリアとしても映えるようなものがたくさん。

内装を決める際の主役として捉えてみるのも一つの手かもしれません。

ハンモックを選ぶ際は、それぞれの住まいの状況、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。

多忙ながらも、おうち時間が長くなり気分が晴れない毎日に、ご自宅でゆったり中に浮くリラックス時間を楽しんでみませんか。

 

 

 


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