みなさん、こんにちは。
森井です。
本日は家具や船舶に使用されるチークについて取り上げたいと思います。
チーク
和名:柚木(ユズキ)・チークノキ
チークはクマツヅラ科の落葉広葉樹です。
ウォールナット、マホガニーと並べて「世界三大銘木」と呼ばれることもあり、古くから高級木材として評価をされてきました。
東南アジアを主な原産地としていますので、原木のイメージが付きにくいかもしれませんが、提灯のような種子をつくります。
チークの特徴、ひとことで言えば「重くて丈夫な材」です。
安定した美しい見た目と加工性・耐久性が非常に高い木材です。
建築建材としては、フローリングや階段、造作家具として利用されております。
スギやヒノキなどの針葉樹に比べると、ずっしりと詰まった重厚感のある木材ですので、経年変化による大きな伸縮や反りを心配することなくご利用いただくことができるのが利点です。
チークと言えば、やはり、船のイメージがありますね。船舶の甲板 、1級客室の家具として贅沢に使用されてきました。
波のような流線型の木目、時間の経過とともに落ち着いた黒い縞模様、チーク独自の色合いも相まって、水や海との相性が良い木材という印象がございます。

(床暖房対応 無垢フローリング) *株式会社マルホン HP参照
チークは長い間を通してゆっくりと建物になじみ、生活を豊かにする一部になってくれる木材です。
海底に住まうように「外部と少し距離を取った落ち着いた暮らし」を希望される方にはぜひ、おすすめさせていただきたいと思います!
本日はこれまで。次回も乞うご期待。



