こんにちは。設計部の中村です!

本年もよろしくお願いします。

 

少し前にお話しした2025年の法改正についてですが、

昨年の12月に情報が更新されました。

 

以前までは「ZEH水準」の建物が構造計算が厳しくなるとのことでしたが、

それが全ての建築物に適合となります。

 

その代わりに以前発表されていた基準より少しだけ緩和されました。

なので吹き抜けや勾配天井等は計画しやすくなりました。

 

そもそもなぜ耐震基準が見直しが行われているかと言うと

住宅が省エネ化することにより建築物が重量化してることが発端なんですね。

 

要は断熱性能を上げようと分厚い断熱材や密度の高い断熱材を使用することが増えた結果

住宅全体がどんどん重くなっていき、現在の基準で住宅が耐えられるのか?となったからです。

 

省エネの最低基準が定められる中、同時に見直されることになったと言うわけです。

 

まだ案となっているためここからさらに変わるかもしれませんが、大きくは変わらないかなと思われます。

 

耐震基準の変更に伴い長期優良住宅の耐震基準等も変わるようです。

現在耐震基準で耐震3等級が必要とされていますが、

新しい基準で耐震2等級が必要となるようです。

 

耐震基準自体が変わったことによりおそらくですが、現行の耐震3等級と同程度かそれ以上の基準になるかと思われます。

 

今後も情報を追っていきたいと思います。

 

以上でした。