みなさん、こんにちは。
森井です。
本日はゴムの木について、取り上げたいと思います。
ゴム(ラバーウッド)
護謨
(階段踏板:ゴム集成材 フローリング:白樺無垢材)
ゴムの木というと輪ゴムや車のタイヤのイメージをされると思いますが、その通り、樹液が天然ゴムの原料として用いられる樹木です。英語では「ラバーウッド」と呼ばれております。
残念ながら日本で生産される樹木ではなく、その多くはアジアの熱帯地域からやってきます。
ゴムの木と言いましても、種類はたくさんあるようで、観葉植物として人気のある「ベンジャミン」や「ガジュマル」も実はゴムの木の仲間なのです!
建材として使用されるゴムの木は濃淡の差が少なく、均一的に渋い色合いをしています。(色合いを言葉で表現するのは難しいですね。)
↑タモとゴムを並べた写真がこちら。(左側がタモ、右側がゴムです。)
肌ざわりも、タモと比べると少しざらっとしていると言いますかマットな質感があります。
ゴムの木の特徴として加工がしやすいことと屋外での耐久性は高くありません。
ですので、一般的には木材を重ね合わせた集成材として建物の造作家具や階段の踏板に採用することが多いです。
私事ですが、「フランスゴム」という観葉植物が気になっておりまして。
このフランスゴムは幹を少し曲げたり、ねじったりしながら育成をすることができるみたいなのです。
(階段踏板:ゴム集成材)
家具をひとつの樹種でそろえると統一感のある空間に仕上がりますし、ゴム材を採用された際はゴムの木の観葉植物をひとつ飾っても素敵かな思います!
ご計画の参考になれば幸いです!
本日はここまで。次回も乞うご期待!