中村 真 自己紹介へ

OMソーラーから換気と空気清浄機に関するコラムが届きました。

こんにちは!!  OMソーラー担当の中村です。

OMソーラー株式会社より換気と空気清浄機に関するコラムが届きましたので、転載させていただきます。

ご参考にどうぞ!!

 

ますます空気のことが気になる今日この頃

「これからの季節、部屋の空気のことが心配」「換気をすればいいの? それとも空気清浄機が必要?」

このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?

結論から言います。換気も空気清浄機も両方必要です。

成人男性が1日に摂取する空気の重さは、なんと20㎏。 食べ物1.5㎏、飲み物2㎏と比較してはるかに多いのです。また、人が一生涯で摂取する物質の重量の中でも「室内空気」が圧倒的に多いという報告もされています。

人が一生涯で摂取する物質の重量比

しかも、肝臓という解毒機能がある器官を通過する飲物や食物と違って、空気はダイレクトで肺に入ります。このように「部屋の空気」が私たちに与える影響は大きいにも関わらず、それほど深刻に考えていない人が多いのも現状です。

そこで、この記事では

・換気と空気清浄機の両方が必要な理由

・空気清浄機で除去できる汚れ

・空気清浄機の能力とは

・空気清浄機は本体価格だけで判断すると後悔する

について解説します。

 

換気と空気清浄機の両方が必要な理由

特殊な立地条件を除けば、外の空気は部屋の中の空気よりもきれいなので、換気をすることで部屋の空気はきれいになります。また、空気の汚れとは、ホコリやカビ等だけではなく、人の呼吸で発生する二酸化炭素も含まれるため、外の空気との交換は不可欠です。換気について建築基準法では2時間で家中の空気を入れ替えられる換気設備の設置が義務付けられています(1時間に0.5回)。これに対して、日本病院設備設計ガイドラインでは、感染症用隔離病室の換気を1時間に12回とされています。しかし実際にそれだけの換気を行うことは難しいため、換気と空気清浄機を組み合わせることで12回の換気に相当する環境を維持しています。一般の住宅でここまでは必要ないとしても、コロナやインフルエンザが気になる昨今、1時間に0.5回程度の換気をする住宅でも、空気清浄機を組み合わせることをお勧めします。

空気清浄機で除去できる汚れ

 最近の空気清浄機は各社とも高性能を揚げており、カタログをみると「▲μmを99.▼%除去!!」といった表記が並んでいます。ちなみに空気清浄機の世界では花粉はかなり大きなサイズで、もはや花粉が取れるのは当たり前。最近ではウイルスがターゲットです。厄介なのはニオイです。ニオイの元はウイルスよりもさらに小さいため、それ単体を除去するのはかなり困難ですが、小さな物質は大きな物質に付着して浮遊することも多いため、空気清浄機の運転を続けることで一定量のニオイを除去することは可能です。また、換気は空気ごと外に捨てるためニオイ対策としては非常に効果的です。この点でも換気との上手な組み合わせが賢い使い方といえます。

 花粉のサイズ

空気清浄機の能力とは

空気清浄機のフィルタが高性能化していることは前項でも書きましたが、実際にその高い性能を発揮するポイントは2つです。

・どのくらいの時間で効果が出せるのか

・どれだけの広さを対象にできるのか

空気の汚れは浮遊時間が長いほど人が吸い込む可能性も高まります。フィルタを通過する際にどのくらいの量の汚れをキャッチできるのか。そして、フィルタにどれだけたくさんの空気を送り込むことができるのかがポイントになります。広さについては「▲畳用」といった目安があります。しかし、部屋が仕切られていれば、その部屋の外は対象外になりますし、邪魔にならないように部屋の隅に置くような使い方では、空気清浄機の本来の集塵能力を発揮しにくくなります。ただ現実的には強運転の音は気になるし、部屋の真ん中に置いたら邪魔だし、玄関や廊下にまで置くわけにもいかないし・・・、と悩ましいところ。何を優先するかを考える必要があります。

空気清浄機は本体価格だけで判断すると後悔する

空気清浄機が他の家電と大きく違うのは電気代以外にお金が掛かる点です。強運転にしたり、運転時間を長くすれば、その分、電気代は掛かります。なお、夜は運転を止めてしまう方もいるかもしれませんが、アレルギーや喘息などの症状は就寝時や、その前後に発症しやすいため、症状をお持ちの方は夜間も運転させること、できれば24時間連続で運転することをお勧めします。そして電気代以上にお金が掛かるのがフィルタの交換費用です。一般的には高性能なフィルタほど交換用のフィルタも高額になり、交換やメンテナンスの頻度も多くなりがちです。こうしたフィルタの金額や交換時期の目安などもよく確認してお選びください。

まとめ

 この記事では換気と空気清浄機について解説しました。

・換気は外の新鮮な空気を取り入れてくれる大切な役目。

・換気の回数を増やすには限界があるので、適切な換気計画と空気清浄機を組み合わせることが効果的。

・空気清浄機はフィルタ単体の能力ではなく、家全体の空気清浄能力で評価すべき。

・空気清浄機は本体価格だけではなく、ランニングコストとの合計で検討を。

家の中の空気は、水槽の中の水と同じです。快適で健康的な暮らしのためには、空気も「交換(=換気)」と「ろ過(=空気清浄)」の両方が必要です。

 

 

 

 

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