音楽に魅了られし家
S様邸
カテゴリ|注文住宅
- 家づくりの背景
高校の頃から、クラシック音楽が好きで好きで。
当時は戦前から活躍している超一流の指揮者や演奏家がたくさんいて、彼らの演奏には私の音楽観ばかりか人生観を変えられるほどの衝撃と感銘を受けました。
来日すれば日本中を追いかけ回し、時には海外の劇場まで足を運ぶように。その音色をよりリアルに再現するため、音響設備にもこだわるようになりました。
家の周りには住宅が増えてきたため、夜でも気兼ねなく音楽を聴ける場として自分だけの家を建てることを決意。
最も重視したのが、15年前にアメリカ映画館から買い付けた1929製のヴィンテージスピーカーのための空間でした。
- デザオ建設を選んだ理由
私の理想とする音響空間を実現するには、30畳、4m以上の天井高が必要。
いくつかのハウスメーカーに相談したところ、「不可能」との回答ばかりでした。
そこで、実家の家づくりを手がけていただいたデザオ建設に相談したところ、簡単に「できますよ」と即答。
当初は信じられずに半信半疑だったのですが、デザオさんは見事に実現してくださいました。
- お家紹介
1階のオーディオルーム兼リビングは、SE構法を用いて天井高4m以上の大空間を実現。
映画館用のスピーカーは天井から吊ったほうが良いので、梁の間隔まで細かくリクエストしました。
さらに開口部は全面をガラス窓にして、より開放感あふれる空間に。
外の景色を一望しながら音楽を愉しめる、特等席を叶えてくれました。
もともと私は新しいものより古いものが好きでした。
この家にも初期の蓄音機やレコードなどのコレクションを置き、世界各地から見つけてきたアンティークのランプやドアなどを随所に設置してもらいました。
これらがスッキリとおさまるようデザオさんはサイズや建具を調整し、歳月を経た風合いが引き立つカラーリングなどをコーディネートしてくれました。
そして家具やモノが増えるに連れて音響特性も変化し、より柔らかくリアルな響きに。
時には歌手の息の湿り気具合まで伝わり、その姿まで見えるような瞬間があります。
この家に来たら、早々にシャワーを浴びて、急いでご飯を食べて、午後7時から11時くらいまで真剣に聴いているんです。
魑魅魍魎の世界で、音という妖怪と一緒に暮らしている様なもので、身震いする様な感動もすれば、悩みもします。
- お客様からデザオ建設へ
デザオさんは現場のスタッフのみなさんも親切で、私の質問にも丁寧に答えていただき楽しく家づくりができました。
たくさんの無理を言う「うるさい客」だったかと思いますが、私の希望を十分に反映していただき理想の空間が実現できたことにとても喜んでいます。
京都で注文住宅を建てるならデザオ建設におまかせください
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