「京の手しごと」が息づくデザオ建設の家づくり
こんにちは、設計営業の河田です(^^)
9月に入り暑さも少し和らいできました。
まだまだ暑いですけど😅
さて、今回は「京都で注文住宅を手掛けるデザオ建設だからこそ、ご提案させていただきたいもの」についてお話ししたいと思います。
それは、京都に古くから受け継がれてきた「手しごと」です。
京都には、何百年もの間、職人から職人へと技術や想いが受け継がれてきたものがたくさんあります。
家づくりというと、間取りや性能、設備、外観デザインなどに目が向きがちですが、そこにもう一つ、
「暮らしの中で、ふと心が豊かになるもの」
を取り入れることも、家づくりの大切な要素だと思っています。
京からかみがつくる、特別な一面
たとえば「京からかみ」。
襖や壁面などに使われる京からかみは、木版などを使い、一枚一枚に文様を施していく伝統的な手仕事です。

こちらは当社がお世話になっている「丸二」さんの版木です。
天保13年と書いてあります。1843年江戸時代ということです。
大切に受け継がれてきているんですね。

同じ文様でも、職人さんの手によって生まれる表情には微妙な違いがあります。
それは、工場で大量生産されたものとは違う、「人の手がつくったものだからこその味わい」。
光の当たり方や見る角度によって表情が変わるため、和室だけでなく、玄関やリビングの一面に取り入れても素敵です。
たとえば、玄関を入って正面の壁に京からかみを。

普段は何気なく通り過ぎる場所でも、そこに美しい文様があるだけで、家に帰ってきた瞬間に少し気持ちが豊かになります。
職人さんが鍛く「鋳物」の手すり
もう一つ、私が住まいに取り入れると面白いと思っているのが、職人さんが一つひとつ手掛ける鋳物の手すりです。

これは玄関の手すりを制作してもらっているところです。
鉄の棒を、コークス(石炭を蒸し焼きにして炭素部分だけを残した燃料)を使い、高温で焼くことで、鉄の表面が酸化し、黒皮と呼ばれる薄い層ができます。これによりできた凹凸が独特の表情と手触りを与えます。

手すりというと、木製やステンレスなどが一般的ですが、そこに鋳物を使ってみる。
鋳物ならではの重厚感や、手仕事による微妙な表情。
毎日触れるものだからこそ、素材の質感を感じることができます。
そして、年月を重ねることで少しずつ風合いが変わっていく。
新築時が完成ではなく、暮らしていく中で味わいが増していきます。
これは、手しごとならではの魅力だと思います。
「京都らしい家」は、和風にすることだけではありません。
現代の暮らしの中に、京都の文化や手しごとをさりげなく取り入れる。
そんな住まいが素敵だと思っています。
シンプルな現代的な空間の中に、京からかみを一面だけ。
モダンな空間に、職人さんがつくった鋳物の手すり。
無垢の木や左官壁、和紙など、自然素材と組み合わせるのもいいですね。
「京都らしさ」を前面に出すのではなく、暮らしの中にほんの少し取り入れる。
そのくらいの距離感が、長く暮らす家にはちょうどいいのかもしれません。
家は、人生の中で長い時間を過ごす場所です。
だからこそ、性能や使いやすさだけではなく、見るたび、触れるたびに少し嬉しくなるものを取り入れてみる。
それも、豊かな暮らしの一つではないでしょうか。
何気ない一面の壁や、毎日使う階段の手すりが、家族にとって大切な「お気に入り」になるかもしれません。
デザオ建設では、京都の風土や文化を大切にしながら、そこに住むご家族の暮らしに合わせた住まいをご提案しています。
是非そんな家に興味がある方はご相談ください。
では今回はこのあたりで。。。