防音室のいろは
家でピアノをめいっぱい弾きたい。音楽をめいっぱい楽しみたい。
けれど、近隣の方には迷惑を掛けたくない、、、
そんな願いを叶えてくれるのが、防音室のある注文住宅です。
しかし、「遮音等級」や「吸音材」など、専門用語が多くて何を比較すればいいか迷ってしまいませんか?
今回は、理想の防音室をつくるために知っておきたい「音の基本」と「防音の考え方」を分かりやすくご紹介します。
まずは知っておきたい「音」の基本
人が耳にする音をコントロールするには、まず音の性質を知ることが大切です。
音は「大きさ」「高さ」「音色」の3つの要素があるといわれています。
音の大きさ(dB:デシベル)
一般的な会話が60dB程度、音が大きくなるほど数値も大きくなります。一方で距離が離れるほど音は小さくなります。距離が2倍になると音は6dB下がるといわれています。
音の高さ(Hz:ヘルツ)
音は「空気の振動(波)」です。この振動の間隔が狭く、回数が多いほど高い音になります。一般的に、人間の耳は低い音よりも高い音の方を大きく感じやすい性質があります。
音色(ねいろ)
音色は音の特徴です。同じ「ド」の音でも、ピアノとバイオリンで違って聞こえるのは「音色」が違うからです。また、身近な人の声は大勢の中でも聞き分けることができるのは、特定の音にアンテナがあるからです。
実は、「いい音」は楽器やオーディオなどの音源だけでは成立しません。人が耳にする音は、音源から発されたものが部屋中のいろいろな場所に反射をして、最終的に耳に届くのです。
それはまるで、音が「旅行」をしているみたいな感じですよね。
そのため、旅行の最中でいわゆる雑音を拾ってしまうこともありますし、過剰に反響(寄り道)してしまい、耳に届くときには不快な音になってしまうこともあります。だからこそ、音を聞く「環境」はすごく大切なのです。
建築で使われる「防音」の正体とは?
では、その旅のルートである「環境」を整えるにはどうすればいいのでしょうか。
建築の専門用語として単に「防音」と呼ぶことはあまりありません。
音はエネルギーなので、どこかの壁に吸収されたり、反射したり、一方で透過しています。吸収、反射、透過を建築で調整することを「吸音」や「遮音」と言い、それらを総称して「防音」を意味しているような気がします。
音を遮る「遮音(しゃおん)」
音が外へ漏れるのを防ぐ方法です。防音室の性能を表す指標に「遮音等級(Dr等級)」があり、この数値が大きいほど音が遮断され、隣の部屋や外に聞こえる音が小さくなります。
遮音を高める方法
- 壁を重く、厚くする:密度の高い重い建材(コンクリートや高密度ゴムなど)ほど、音を通しにくくなります。
- 二重構造にして間に吸音材を入れる: 壁の中に空気の層をつくり、さらにグラスウールなどの吸音材を挟み込むことで、音が伝わるのを効果的に防ぎます。
音を和らげる「吸音(きゅうおん)」
音を吸収して、室内の不快な反響(響きすぎ)を防ぐ方法です。
場所に応じた対策
- 床から伝わる振動(固体音)を防ぐ: 足音や楽器の振動が階下に伝わるのを防ぐには、床と建物の縁を切る「浮床(うきゆか)構造」にして振動を遮断するのが効果的です。
- 音の種類に合わせた吸音材を選ぶ: グラスウールなどの「多孔質材料」は高い音(高音域)の吸音に優れています。一方、穴のあいた「有孔ボード」は、主にこもりがちな中・低音域の響きを調整するのに適しており、穴の大きさや配置によって効果が変わります。
せっかく新築を建てるのであれば、防音室の経験と知識のある建設会社で検討するのが良いのではないでしょうか。
防音室のある注文住宅は、実績のある会社選びから
まずは音の特徴を理解して、目的に合った方法で防音室を考えることが大切です。
そして、防音室づくりは、部屋の配置や空調・換気経路(ダクトからの音漏れ防止)まで考慮した「建物全体の設計」が必要です。
デザオ建設では、これまでピアノ教室やカラオケルーム、ゲームをめいっぱい楽しむ趣味のお部屋など、数多くの防音設計を手掛けてきました。
お客様が「どんな楽器を、どの時間帯に、どのレベルで楽しみたいか」に合わせて、最適な防音プランをご提案いたします。 京都で防音室のある暮らしをご検討中の方は、デザオ建設にご相談ください。
本日はここまで。
次回も乞うご期待。
デザオ建設では京都の敷地条件に合わせた住まいづくりを設計・施工一貫してご提案しております。
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